ヘッジファンドに関したニュースをチェックしていこう！

少ないリスクで大きなリターンが期待できることで注目されている資産運用がヘッジファンドだ。

近年では、日本でも人気が急上昇中。次々と富裕層の方がお金を増やそうとこのヘッジファンドに投資を始めている。

ヘッジファンドの魅力は、ローリスク、ハイリターンということだが、何よりも評価されているのは成功率の他ならぬパフォーマンスだ。今回は、そんなヘッジファンドの最新ニュースをピックアップして、ヘッジファンドの魅力を存分に紹介していきます。

最新のヘッジファンド事情をピックアップ

2013年以来の好パフォーマンスを記録

ヘッジファンドの今年１－９月の平均成績はプラス4.9％と、2013年以来の好パフォーマンスを達成した、と「ヘッジファンド・リサーチ」が７日にリポートを公表している。

株式戦略ファンドが主導していて、現在はイベントドリブン戦略が好成績を残しているという。

イベントドリブン戦略とは、企業の経営に重大な影響を与えるM&A（合併・買収）や業務提携をはじめとした、重要な出来事（イベント）が発生した際に生じうる株価の変動を、収益機会と捉えて投資する手法のこと。ヘッジファンドが活用する投資戦略として知られている。

最近のヘッジファンドはAIが主流

アメリカでは、ヘッジファンドの創業者が相次いで引退しているという事態が発生している。過去には観とセンスで業績を伸ばしていたカリスマたちが現在では、安定して業績を伸ばすことを困難としていて、データ化されたAIのほうが好成績を残すことに成功しているそうだ。

ファンド業界は、しばらくカリスマ不在の状況が続くと言われていて、今後はAIによるデータに基づいた資産運用が主流となることが多いだろう。

元々はカリスマたちによって人気がでたヘッジファンドだが、今後はAIによる展開が主流となってくる背景を想像すると、AIの進化スピードは計り知れないものである。

ヘッジファンドの新規参入が増加している

ヘッジファンドリサーチのデータによると2四半期連続でファンドの新規参入が増加していることが分かった。新規ヘッジファンドのローンチ（運用開始）は第２四半期に153ファンドと二期連続で増加し、2019年は289ファンドであったとみられています。

このペースで進むとは昨年にローチンした561件というデータを上回ると言われています。

仮装通貨ヘッジファンドが急増中

仮装通貨取引に注力するヘッジファンドの数がこの4カ月で2倍に増加したと、国際ニュース通信社ロイターが報じた。

仮想通貨ヘッジファンドはこの二年で急増し、2年かけてみると約4倍となっている。

ヘッジファンドにまつわるニュース

米銀ＪＰモルガン・チェースがヘッジファンド顧客残高5,000憶ドルを突破

次々とヘッジファンド顧客を獲得し、今年25％顧客が急増した米銀ＪＰモルガン・チェースの加速が止まらない。「次の目標は1兆ドル」と宣言していて、新たなKGIを2倍の水準に設定した。

Amazon、CEOジョフベゾスと元妻マッケンジーの出会いはヘッジファンドから

マッケンジーは大学卒業後に大手ヘッジファンドのD.E. Shawに勤務し、そこでベゾスと知り合ったという。彼女はベゾスとの離婚でAmazon株の4分の1を所持。経済紙フォーブスが発表した米国の富豪ランキング「フォーブス400」でマッケンジーは15位に入り、保有資産は361億ドル（約3.9兆円）とされた。

ハーバード大学基金がヘッジファンド投資割合を増加

ハーバード大学基金がヘッジファンドへの投資金額を増やしたことが注目されている。総資産390億ドルのうち、130億ドルをヘッジファンドに投資し、その割合は全体の3割に及ぶという。

純資産の中の3割をヘッジファンドに投資しているということは、コロンビア大学やブラウン大学に並び、大学基金としてはトップクラスの投資割合となります。

LINEの株価が2倍になるとヘッジファンドが予想

香港のヘッジファンド、タイボーン・キャピタル・マネジメントの創設者、イシュワル・クリシュナン氏が現在日本で最大級のサービスとなっているLINE株式会社の株価が2倍になると予想している。

メッセンジャーツール以外にも、金融サービスを開始したLINE。この他にも現在いろいろな施策が為されているという。そこに着目したカリスマがLINEの株価が倍になることを予想したのだ。

まとめ

ヘッジファンドのニュースを見てみると、自由度の高い投資戦略で好成績を残し続けているファンドがとても多くあることが一目ですね。

また、名の知れた大手がヘッジファンドに参入している背景を見ていると、今後もっとこの業界に活気がでてくることが予想されます。

最近では、AIデータに基づいた投資が主流となってきていますが、私は時代を動かしていくのは常に人である通っています。いずれ、カリスマと呼ばれるファンドがまた誕生して、この業界に大きな伝説を残すことになると私は考えています。

大きく注目されたヘッジファンド業界での今後どうなっていくのか、その慣れ果てに注目が集まります。